活動報告(ゆったり)

香り袋づくりとフルーツティー🍊

11月も半ば、小春日和がつづいています。

でも夕方になると日の入りは早く、確実に冬が近づいているなと感じる今日この頃。

12月に向けて潜在的に忙しくなる時期ですが、少しでも穏やかに落ち着いた毎日をおくれたら、、との想いを込めて、みんなで香り袋を作りました。

まずは、香木を入れる袋を選びます。橋口先生ご提供の、和の淡い色遣いが美しい西陣織の小さな袋たちです。

その次は数種類の香木の香りを一つずつ確かめていきます。『五感を使う(とくに嗅覚ですが)』このプログラム核心の部分です。

みんなで感覚を研ぎ澄ましていきます。(特に嗅覚。再び。)五感を刺激することは脳疲労を取ることにもつながり、生命感覚を取り戻すことにもつながるそうです。

香木選び

自分はどの香りが好みかな?どんな香り袋にしようかな?頭の中でイメージしながら調香割合を考えます。

人に気を使う必要もなし、上手い下手もない。自分が純粋に好きな香りを表現することに集中します💓

人にどうこう言われないで自由に表現できる、なんとも開放的♫

さてさて、出来上がった香り袋。みんなはどんなアイテムに移り香を忍ばせるのでしょうか。また、お聞きしたいなと思います😌

クラフトの後は、ほっこりフルーツティーを楽しみました。

びっくりしたことは、飲むと身体の中からポカポカとあたたまってくること温まってくること!

フルーツティー

ほわっと過ごせた3時間でした。

今回使用した香木はこちら

・山奈(刻み)
ショウガの匂いに近いすっきりとした香りで、調合の際には他の香料の強烈な香りをぼかして両方をなじませることのできる、補佐的な役割で使われます。
・大茴香(ホール)
大茴香は、中国の八角のこと。トウシキミとも呼ばれる。英語ではスターアニスと言います。清涼感があって爽やかで、奥に甘さも含んでいます。匂い袋の材料としてよく使われます。
・丁子 
クローブをそのまま使います。防虫効果も高いので、匂い袋にはよく使われます。
・零陵香(レイリョウコウ)
サクラ草科の草本。パチョリと同じく乾燥させて用います。ピリッとした辛味のある香りです。
・龍脳(りゅうのう)
別名・カンファー。防虫作用があり、着物や書物骨董の虫避けに用いられます。
・桂皮(けいひ)
別名・シナモン。クスノキ科の樹木の樹皮を乾燥させたもの。虫除け効果もあります。
*上記の香木から、4種類ほど選んでブレンドしました。
参加者の好みでそれぞれ違う香り袋が出来上がりました。