皆さんは「こころの元気プラス」というメンタルケア雑誌をご存知ですか?
当事者の方々の投稿を中心に、専門家の連載や勉強会情報などが詰まった月刊誌です。この雑誌の魅力を語りだすと止まらなくなるので早速活動報告に移りますが、本当に内容の濃い素晴らしい専門誌とだけ記させてください。
お部屋では『生活の困りごと』や『こころの元気プラスのテーマ』を議題に、たまに座談会をします。
前回の座談会では「初対面の人と関わるとき困ってしまっている」「調子が悪くても電車に乗らなくてはいけない時、混んでいる電車に乗らなくてはいけない時困ってしまう」といったものを取り上げました。
初対面の人と関わるときの困りごとに関しては「自分がふくらませそうな相手のポイントにフォーカスを当てて話してみる」「相手から聞かれたら、そのポイントを聞き返す(相手が聞いてくるということはNGワードではないと推察できるため)」「反応イマイチだったら、逃げてもいい」などが挙がりました。
電車のでの困りごとに関しては「ダメだったらダメだったで結果に執着しない」「その場のいいところにフォーカスを当てて乗り切る」「怖かった思い出がまとわりついちゃってるから、傷つきたくないという思いがどうしてもある。だから敏感になっちゃうのかな」などの意見が出ました。
話し合いで得られた内容(コトバのお守り)だけでなく、
・1人で抱えていた自分の苦しみをみんなに伝えられたこと
・仲間が一緒に考えてくれたこと
・自分だけじゃないと思えたこと
・色々な見方があることを知ることができたこと
などの要素も、これから参加者さんを後ろから支えて(応援して)くれるんじゃないかなと感じた時間でした。
そして今回!「こころの元気プラス座談会」のテーマは『予期不安に困ってマス!』
みんなで自分が予期不安に陥りがちな状況を話し合いました。相手の悩みを聞きながら客観的になったり、雑誌に投稿されている遠い仲間の意見を読んだり・・・そして以下のような感想が挙がりました。
・失敗コレクションをしていると、予期不安を感じやすい→成功体験をコレクションしていく!
・過去起こったことは変えられないけれども、今の受け取り方や未来は変えられる!
・今を見る!頑張ってきたことの積み重ねが今!だから、昔とは違う!
・不安になることは悪いことではないと思う。みんなある。小さなことでもオープンな心で話してみる。みんなに話して、みんなからお守りの言葉をもらう。些細なことでも言える関係を大切にする。
・ゴール設定を低くする。優等生に振る舞わなくていい。周囲の期待に応えすぎないでいい!
などなど。
自分の中の問題でもあるので、各々が自分が対処していかなくてはいけないことなのですが・・・でも、そんな時でも。
みんなで話し合ったこの時間を思い出せたら、決して1人じゃないんだって思い出せるんじゃないかなって、力強く感じました。