日々の生活の中での困りごとは何ですか?と聞かれたら、みなさんはなにが頭に浮かびますか?
この日は、そんな困りごとをみんなに開示して、それに関する体験談を聞いたり、解決法を一緒に考えてみる、、、そんなプログラムを行いました。
日々の困りごととしては、
・電車に乗っている時にどんなふうに過ごしたらいいかわからない
・混んでいる電車から降りる時のタイミングがわからない
・現実的且つ、実行可能な目標設定の仕方がわからない
・出かけなければいけない用事があっても、行きたくないな〜となかなか気持ちを切り替えることができない
・初対面の人と話ができない。また、会話できたとしても話が続かない
などが挙げられました。
電車に関しては「それ、ちょっと分かるかも・・・」と共感の声。とはいっても、時間をずらしたり路線を工夫するなど環境コントロールも限度はあるため、自分自身の対処法・・・しっかり睡眠をとる、元気の道具箱を研究することも大切なのだなと感じました。
また、会話に関しては、初対面の人と話す際は『相手の持ち物や服装などの視覚情報から、自分が話を膨らませられるポイントを探し、そこを切り口に会話を始める』、
また、『会話をしていて相手が聞いてきてくれたコトは、ネタ的にも相手にとってNGではないという可能性が高いわけだから、聞いてもらったら逆にこっちからもそのことに関して質問をしてあげるとよいのでは』など具体的なアイデアも出ました。
出かけなければならない時に気持ちが切り替わらないことに関しては、
・なぜ気持ちが切り替わらないのか?→人に気を遣うことが疲れる
・なぜ人に気を遣うのか?→嫌われたくない、傷つきたくない(過去の経験から)
それらを踏まえて、「もう、女優になりきっちゃう」「どんなに気を遣っても、心無い対応をされてしまうことや思った反応が得られないこともある。合わないなって思ったら、無理に好かれなくていい。いい人でいなくていい。逃げていい。」などの意見が出ました。
集団に属する際、誰しもこのような気持ちになったことはあるんじゃないかなと思います。
そういうことは自分だけじゃないんだ、と知るだけでも気持ちが少しだけでも軽くなれたらいいなと思いました。
そして、プログラム終了後、私のAIも素敵な言葉を見つけてきてくれました。
『自分の人生の主人公は自分自身。まずは自分をみてあげる。つねに自分が良い気分でいられるかをだけを考えて、自分が幸せになれるように生きていれば自然に余裕ができ、結果的に他人に優しく人間関係が良い方向に向きやすくなる。それでダメなら、そんな人はほっときなさい。』
回想ですが、昔、母と「世の中のためになるには何がいちばん大切か?」的な議論をしたことがありました。私は〇〇の活動をする、△△の活動をする、などツラツラ挙げていたのですが、
母は『一番の社会貢献は自分がハッピーになること。』と言い、
私はそれを自分勝手なことと捉えて大激論になりました。今になって母の言っていた意味がとてもよくわかります(^◇^;)